リノベーションの大きな魅力の1つとして、新築にはない「ゆとり×価格」があります。

建築費の高騰が話題になる中、大型住戸の新築分譲の可能性は低くなります。たとえ分譲があったとしても、希少性から価格も割高になってしまいます。

さらに通勤通学や生活環境といった立地条件などを加味していくと、なかなか希望の物件の出会えないという方は多いのではないでしょうか。

そんな中、グループ会社を通じてであった物件がこちらです。

130㎡のメゾネットタイプのお部屋、それだけでもわくわくしますが、さらに眺望・日当りも良い最上階の角住戸。

リノベーションプランを組み立てる時には、グループ会社のリノベストのメンバーと物件の魅力や個性から、どんなプランニングをするか、活かしたい特徴、既存状態の問題点などを話し合います。

こちらの物件はメゾネットの上階は天井に傾斜がついており天井高が最大約2890mmと開放的な空間になっていました。どうしたらこの魅力を引き出せるだろうかと話し合った結果、基本プランは思い切って１LDKにしました。

130㎡の１LDKなんて日本ではあまり聞きませんよね。

階段を上ってくると、ものすごく広くて明るい屋根裏部屋があるようなイメージです。

ただし、もちろんこれだけの広さをお求めの方の場合、ご家族数が多く部屋数を必要という方の可能性が高くなります。せっかくリノベーションが完成したのに、また1から間仕切りを作り直すのは無駄になってしまいます。

そこで考えたのが、１LDKのリノベーション時に予め間仕切り変更後の下地を入れておくことで、お住まいになる方の家族数、生活にあわせて簡単に部屋数を追加できるというリノベーションでした。

１LDKの基本プランから、最大５LDKまでを想定したプランを作りました。

どんな家族構成の方でも、自分達に合ったプランをお選び頂けます。ありそうでなかった+αを実現できたリノベーションになりました。